交通事故に遭った時に何の保険が使えるのか?

2026年01月29日

交通事故は、ある日突然起こります。

その瞬間は気が動転していて、「体は大丈夫かな…」という不安と同時に、

「治療費はどうなるの?」「保険って何を使えばいいの?」と分からないことだらけになります。

深谷市で交通事故に遭われた患者様からも、当院には

  • どの保険を使えばいいのか分からない

  • 自分で支払うお金はあるのか不安

  • 整骨院でも保険は使えるの?

このようなご質問をよくいただきます。

今回は、交通事故に遭ったときに使える保険の種類について、

ろっぽんぎ整骨院が分かりやすくご説明します。

交通事故の治療で使える保険は1つだけではありません

交通事故に関係する保険は、実は1種類ではありません。

  • 相手の保険

  • 自分の保険

  • 職場で加入している保険

など、いくつかの保険を状況に応じて使うことができます。

「知らなかったために、本来使える保険を使っていなかった」というケースも少なくありません。

① 相手が加入している「自賠責保険」と「任意保険」

交通事故に遭った際、まず知っておきたいのが「相手がどの保険に加入しているか」という点です。

多くの方が耳にするのが自賠責保険ですが、実際の事故対応では任意保険も非常に重要な役割を持っています。

まず、自賠責保険は、すべての車やバイクに加入が義務づけられている保険で、交通事故の被害者を最低限守るための「基本の保険」です。事故でケガをした場合、最初にこの自賠責保険が使われることが多く、整骨院での施術も対象となります。

自賠責保険で補償される主な内容
  • 治療費・施術費

  • 通院にかかった交通費

  • 仕事を休んだことによる補償

  • 精神的な負担に対する補償(慰謝料)

これらは一定の上限額(傷害の場合は総額120万円まで)の範囲内で支払われ、多くのケースで患者様の窓口負担は0円となります。ただし、自賠責保険は「最低限の補償」であるため、補償額には限界があります。

そこで重要になるのが、相手が加入している任意保険です。

任意保険は、加入が義務ではないものの、多くのドライバーが加入している保険で、自賠責保険では足りない部分を補う役割があります。たとえば、治療期間が長引いて自賠責の上限を超えた場合や、より手厚い補償が必要な場合には、相手の任意保険が使われるケースがほとんどです。

自賠責保険と任意保険の違い

簡単に言うと、

  • 自賠責保険:最低限の補償。上限あり
  • 任意保険:補償内容が広く、上限が大きい(または無制限)

という違いがあります。

適応されるケースとしては

・後ろから『コツン』とぶつけられただけで、痛みが少なく通院期間が短い場合
→自賠責保険のみで治まる事が多い

・強くぶつけられたり、後から痛みが強くなり、通院期間が長期になる場合       →自賠責保険+相手の任意保険 で対応されるケースが多い

このように、交通事故後の治療や補償は、自賠責保険だけでなく、相手の任意保険も含めて考えることがとても大切です。

ろっぽんぎ整骨院では、保険の使い方や流れについても分かりやすくご説明していますので、不安な点があれば一度スタッフまでご相談ください。

 

 

② ご自身が加入している「任意保険」

自賠責保険と任意保険の違いは?

交通事故で使われる保険には、「自賠責保険」と「任意保険」の2種類がありますが、役割が大きく異なります。

自賠責保険は、すべての車やバイクに加入が義務づけられている保険で、事故の被害者を最低限守るためのものです。治療費や通院費、休業補償などが補償されますが、支払われる金額には上限があります。

一方、任意保険は、加入が義務ではないものの、多くの方がもしもの為に加入している事が多い保険です。自賠責保険で補いきれない部分をカバーし、治療が長引いた場合や補償額が大きくなる場合でも、より手厚い対応が可能になります。

 

任意保険でよく使われる補償
  • 人身傷害補償

  • 搭乗者傷害

  • 弁護士費用特約

これらの保険を使うことで、

相手の保険だけでは補いきれない部分をカバーできる場合があります。

今回は、事故の際の負傷に対する保証に直結する『人身傷害保険』と『搭乗者傷害』を含む 保険について説明します。

 

③人身傷害補償保険

人身傷害補償保険は、ご自身が加入している任意保険に付帯していることが多い保険です。

この保険の大きな特徴は、事故の責任割合(過失割合)に関係なく使える点にあります。

交通事故では、「どちらにどれくらい責任があるのか」で揉めてしまい、治療の話が進まないことも少なくありません。人身傷害補償保険に加入していれば、そのような状況でも自分の保険を使って先に治療を進められるという安心感があります。

人身傷害補償保険が適応される主なケース

・相手が無保険、または連絡が取れない場合

・自分の過失が大きい事故

・過失割合で相手方とトラブルになっている場合

・単独事故や自損事故でケガをした場合

・同乗中の事故でケガをした場合

これらのケースでは、相手の自賠責保険や任意保険だけでは十分な補償を受けられないことがありますが、人身傷害補償保険を使うことで、治療費や通院費、休業補償などをカバーできる可能性があるため、相手方ともめている際でも、先に治療を進められるという大きなメリットがあります。

人身傷害補償保険が適応されない・注意が必要なケース

一方で、すべての事故に必ず使えるわけではありません。以下のような場合は、適応されない、または制限がかかることがあります。

・契約内容に人身傷害補償保険が付いていない場合

・補償の対象が「運転者のみ」など限定されている場合

・故意による事故や、飲酒など重大なルール違反があった場合

・補償額の上限を超えた場合

 

また、保険会社や契約内容によって補償範囲が異なるため、「使えると思っていたら対象外だった」というケースもあります。事故後は自己判断せず、早めに保険内容を確認することが大切です。

人身傷害補償保険は、事故後の不安を減らし、治療に集中するための心強い保険です。

 

④ 搭乗者傷害保険

搭乗者傷害保険の大きな特徴の一つが、事故の過失割合を問わず使えるという点です。

交通事故では「どちらにどれくらい責任があるのか」が問題になることが多く、治療や補償の話が進みにくくなるケースも少なくありません。

しかし、搭乗者傷害保険は、自分の過失が大きい事故でも、相手の過失が100%の場合でも使用できる保険です。過失割合がまだ決まっていない段階でも対象となるため、事故直後から安心して補償を受けられるというメリットがあります。

たとえば、
・自分の不注意による事故

・相手との過失割合でもめている場合

・単独事故や自損事故

このような場合で、相手の保険を使えない、また、自賠責の対象外となる事故でも自分の保険として補償が受けられるのが大きなメリットです。治療費の足しにしたり、通院中の負担軽減として活用されることも多くあります。

また、搭乗者傷害保険は定額補償のため、「過失が多いから減額される」といったことが基本的にありません。事故の責任割合に左右されず、決められた条件に当てはまれば支払われるため、補償の見通しが立てやすいのも特徴です。

ただし、補償内容や対象範囲は契約内容によって異なるため、すべてのケースで必ず使えるわけではありません。故意による事故や重大なルール違反がある場合などは、対象外となることがあります。

また、補償対象が「運転者のみ」など、範囲が限定されている場合もあるので、一度保険の内容を確認してみることも大切です。

交通事故後は、過失割合が気になり治療をためらってしまう方も多いですが、搭乗者傷害保険はそのような不安を軽減してくれる保険です。

 

以上が任意保険の内容になりますが、それ以外の保険についても説明します。

 

 

⑤ 健康保険

「交通事故なのに健康保険を使っていいの?」と不安に思う方は少なくありませんが、状況によっては健康保険を使って治療を受けることができます。

交通事故の治療では、自賠責保険や相手の保険が使われることが多いですが、事故直後はすぐに話が進まないこともあります。そのような場合に、一時的な対応として健康保険が使われることがあります。

  • 相手の保険会社との連絡がつくまで時間がかかるとき

  • 一時的に自分で立て替える必要があるとき

このような場合、健康保険を使うことで、負担を抑えながら早く治療を始めることができます。

ただし、交通事故で健康保険を使う際には、事前に確認が必要な点もあります。

「この場合は健康保険を使っていいの?」「後から切り替えられる?」など、不安なことも多いと思います。

ろっぽんぎ整骨院では、患者様の状況に合わせて、分かりやすくご説明しています。

迷ったときは、無理に判断せず、一度スタッフまでお気軽にご相談ください。

 

 

⑥ 仕事中・通勤中の事故は「労災保険」

交通事故が、勤務中、会社への行き帰り(通勤中)に起こった場合、労災保険が使える可能性があります。

この場合、原則として相手の自賠責保険よりも、労災保険が優先されます。そのため、「交通事故だから自賠責」と決めつけず、事故が起きた状況を確認することが大切です。

労災保険を利用すると、治療費の自己負担なく通院ができるほか、ケガの影響で仕事を休んだ場合には、休業に対する補償を受けられることもあります。

ただし、通勤時に寄り道をした際に事故を起こしてしまった場合、
原則として、通勤災害とならない可能性が高く、労災としての認定が下りない場合もあります。

基本的なルールとして

  • 合理的な経路・方法

  • 住居 ⇄ 就業場所を移動中

  • 業務と関係のない行為をしていないこと

となるので、やむ負えずトイレに立ち寄った

通勤時に子供の送迎があり、幼稚園などに立ち寄ったなど、

理由がある場合は例外となることもあるので

「これは労災になるの?」と迷われるった場合は一度、ろっぽんぎ整骨院までご相談ください。

 

整骨院でも保険は使えます

「整骨院だと保険が使えないのでは?」と心配される方もいますが、

ろっぽんぎ整骨院では、交通事故によるケガに対して

自賠責保険を使った施術が可能です。

整形外科と連携しながら通院される方も多く、

お身体の状態に合わせた施術を行っています。

 

深谷市で交通事故に遭ったら、まずやるべきこと

  1.    警察へ通報する。
  2. できるだけ早く医療機関・整骨院を受診する。

  3. 小さな痛みや違和感も必ず伝える。

  4. 分からないことはそのままにしない。

 

 

ろっぽんぎ整骨院の想い

交通事故は、体のケガだけでなく心にも大きな負担をかけます。

当院では、患者様が安心して治療に専念できるよう、

保険の使い方についても分かりやすくご説明しながら、

一人ひとりに寄り添ったサポートを心がけています。

深谷市で交通事故に遭われた際は、

どうぞお気軽に、ろっぽんぎ整骨院までご相談ください。