捻挫・骨折・打撲

2025年10月31日

事故で起こり得る外傷と整骨院での対応

 

交通事故は突然起こるもので、心身に大きな負担を与えます。特に身体への衝撃は強く、骨や関節、筋肉などにさまざまな外傷を引き起こします。外見的に大きな出血や傷がない場合でも、内部で靭帯や筋肉が損傷していることがあり、事故後しばらくしてから痛みや腫れが現れるケースも少なくありません。

 

整形外科ではレントゲンやMRIなどで骨や神経の損傷を確認し、手術や薬物療法を行うことができます。一方、整骨院では国家資格を持つ柔道整復師が、手技や物理療法を用いて骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷・肉離れといった外傷の施術やリハビリを担当します。整骨院では保存療法を中心に行い、回復をサポートする役割を担っています。

 

事故による外傷は放置すると後遺症や慢性的な痛みにつながるため、早期に適切な施術を受けることが大切です。今回は、整骨院で診ることができる外傷について、代表的なものを詳しく解説していきます。

 

主に整骨院で診ることのできる症状

 

整骨院では、交通事故や日常生活で起こる外傷のうち「骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷（肉離れ）」といった損傷に対応することができます。これらはいずれも強い衝撃や転倒、無理な動作によって発生しやすく、事故後に多くみられる外傷です。

 

骨折は骨そのものにひびや折れが生じた状態であり、整骨院では応急処置や固定を行い、必要に応じて整形外科に紹介することもあります。脱臼は関節が本来の位置から外れてしまう状態で、強い痛みと変形を伴います。整骨院では整復と固定を行い、早期回復をサポートします。

 

捻挫は関節の靭帯が伸ばされたり切れたりするケガで、事故やスポーツで特に多い外傷です。打撲は強い衝撃で皮下組織が損傷するケガで、腫れや内出血が特徴です。そして挫傷（肉離れ）は筋肉に強い負荷がかかって部分的に損傷するケガで、突然の痛みと動作制限を伴います。

 

これらの外傷は一見軽く見えても、放置すると機能障害や慢性痛につながることがあります。ろっぽんぎ整骨院では適切な固定や施術、リハビリを通じて回復を助け、再発を予防します。事故後に体の痛みや違和感を覚えた際は、自己判断せずに早めに相談することが大切です。

 

骨折について

 

骨折は事故による外傷の中でも最も深刻なものの一つです。骨が完全に折れる場合もあれば、ひびが入る程度の不全骨折もあり、症状はさまざまです。強い痛み、腫れ、変形、動かせないといった特徴があり、放置すると骨が正しく癒合せず後遺症につながることもあります。

 

ろっぽんぎ整骨院では、まず患部を安静に保ち、応急処置や固定を行います。必要に応じて医療機関での画像診断を勧め、その後はリハビリを中心に回復をサポートします。骨折後は固定による関節の硬さや筋力低下が起こりやすいため、適切なリハビリを続けることが重要です。

 

脱臼について

脱臼は関節が正常な位置から外れてしまった状態で、事故や強い衝撃によって発生します。肩関節や肘関節、指関節などに多く見られ、激しい痛みや関節の変形を伴います。

 

ろっぽんぎ整骨院では柔道整復師が応急処置をして関節を正しい位置に戻す「整復」を行い、その後に固定やリハビリを行います。脱臼は再発しやすいため、関節を安定させる筋肉を鍛えることも大切です。放置すると関節の変形や慢性的な不安定感につながるため、早期に施術を受ける必要があります。

 

捻挫について

捻挫は関節を支える靭帯が過度に伸ばされたり切れたりした状態です。足首や手首、膝などで多く見られます。事故や転倒によって起こるケースが多く、腫れや内出血、強い痛みを伴います。

 

軽度であれば安静と固定で回復しますが、靭帯が断裂している場合には長期的な施術やリハビリが必要です。ろっぽんぎ整骨院では固定、アイシング、電気療法、手技療法などを用いて早期回復を目指します。

 

打撲について

 

打撲は体の一部に強い衝撃が加わり、筋肉や血管が損傷する外傷です。皮膚の変色や腫れ、動かしたときの痛みが特徴です。見た目には軽く見えても、深部に血腫ができている場合や骨折を伴っている場合もあります。

 

ろっぽんぎ骨院ではアイシングや圧迫、安静を基本に施術を行います。その後、温熱療法や手技療法で血流を促進し、回復を助けます。打撲を軽視せず、適切な処置を受けることで後遺症を防ぐことができます。

 

挫傷（肉離れ）について

 

挫傷は筋肉が強い負荷によって部分的に損傷する外傷で、一般的に「肉離れ」と呼ばれます。事故による急な衝撃や無理な動作で発生し、突然の鋭い痛みとともに動作が困難になります。

 

ろっぽんぎ整骨院では損傷部位の安静を保ち、アイシングや固定を行います。炎症期を過ぎたら、温熱療法や手技療法、ストレッチで筋肉の柔軟性を回復させ、再発防止を図ります。肉離れは適切に施術しないと再発を繰り返すため、計画的なリハビリが重要です。

 

外傷後のリハビリと生活の工夫

 

事故による外傷は施術だけでなく、リハビリや日常生活の工夫も大切です。固定後は関節の硬さや筋力低下が起こりやすいため、段階的に可動域訓練や筋力強化を行う必要があります。

 

また、生活の中で正しい姿勢を心がけ、無理のない範囲で体を動かすことが早期回復につながります。ろっぽんぎ整骨院では患者さま一人ひとりの状態に合わせたリハビリプランを提案し、再発を予防します。

 

交通事故では骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷、肉離れといったさまざまな外傷が起こり得ます。外見上は軽いケガに見えても、内部で大きな損傷が進んでいる場合もあり、放置すると後遺症や慢性痛につながる危険があります。

 

ろっぽんぎ整骨院では柔道整復師が適切な施術やリハビリを行い、回復をサポートします。さらに自賠責保険を利用すれば費用の負担なく通院できるため、安心して施術に専念できます。

 

事故後に体の不調や痛みを感じたら、自己判断で放置せず、早めにご相談ください。適切な施術を続けることで、いち早く健康な生活を取り戻すことができます。