スポーツ外傷の予防

2024年06月10日

こんにちは!ろっぽんぎ整骨院です。

6月に入って梅雨の気配も色濃くなってきました。

運動をしている学生の皆様はそんなジメジメした気候も気にならなくなるくらい

学総体やインターハイ予選など、大きな大会の練習に打ち込んでいると思います。

特に3年生は最後の大会となることが多いと思うので、特に練習にも熱が入りますね!

 

しかし、熱が入り過ぎて無理をし過ぎてしまうのも学生の若さの特権ですが、

いざ本番を迎える前に痛みが出てしまい、ベストパフォーマンスが発揮できないとなると

今までの努力が水の泡となってしまいます。

 

そうなる前に無理をし過ぎていないか、やりすぎでフォームが乱れていないかなど

客観的に見てもらい、事前の予防に努めることも大切だと思います。

 

今回はそんなスポーツ外傷、部活動でのオーバーユース(使いすぎ)による痛みの

カウンセリング風景を一部公開してみたいと思います。

 

 

 

今回のケースでは中学生で普段部活で野球を頑張っている利用者の方ですが、

部活をやり過ぎた際に痛み出す野球肩、野球肘は少し違う腕の痛みが投球動作の時に

出るとの事でした。

 

通常の投球動作で痛みの出にくい場所なのもあって、原因がつかみきれないこともあり、

当整骨院のスタッフである大久保拓海先生が、野球に打ち込んでいたたこともあり、

その場でフォームチェックを行うことになりました!

今までの野球の経験や、自身の怪我の実体験を例に出し、痛みの出る動きや原因を

ピックアップしていき、シャドウピッチングを交えての投球指導を行いました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し空き時間もあったので場所を広く取りカメラの連写機能、ムービーを使って

フォームの細かい動きのチェックも行いました。

 

こういったスポーツでの肘の高さ・体の開き・足の向きや足の出し方など、

施術以外で痛みに対してアプローチできることがないかをスタッフ一同、日々考えています!

 

野球に限らず、当整骨院のスタッフは各々野球、サッカー、テニスをやっていたので、

専門的な動きの痛み、ちょっとした癖やフォームの乱れなどからくる不調の相談に乗ることも

できます。

 

サッカーでよくある例として、デザインを重視して足の形に合わないシューズを使用したり、

成長期だからすぐ大きくなるという理由で1サイズ大きいシューズを買ってしまうなど、

捻りやすくなったりするほかに、普通の動きではあまり負担のかかりにくい場所にも

痛みが出るなど、急性の怪我以外にもセーバー病、オスグットなどによるスポーツ外傷や

成長痛の原因にもなることがあります。

 

個人的な話ではありますが私もテニスをしていた際に、いままで使用していたラケットが

折れてしまい、買い替えた際に面の大きさや硬さを変えただけでなく、メーカーも変えた結果

調子を極端に悪くして、フォームを崩し、肘の故障に繋がりました。

今まで使っていたラケットが廃盤なのもあって、量販店や専門店で取り扱っておらず、

個人経営のスポーツショップを回り、数ヶ月かけて同じものを見つけてそこから

新しいラケットで数週間練習を行い、ようやく調子が戻るということもありました。

 

こういった些細な道具の変更がパフォーマンスの低下や怪我のもとになり、

本来悩まなくてもいい不調や怪我で2年と数カ月という短い部活動の期間を、

さらに数カ月縮めるようなことがないように、体やフォームといったソフト面だけではなく

シューズや道具といったハード面でも対策をしていきましょう。

 

当整骨院のスタッフだけでなく、専門店や知識のある方に使用している道具が合うかどうか

フォームが乱れていないかどうか等、聞いてみるのも悩みの解決に繋がると思うので、

痛みに限らず、パフォーマンスが落ちた、好不調の波が激しいなど些細な悩みも

相談してもらえれば早期の怪我の回復、予防・発見につながることもあるので

ぜひ気軽に相談してみて下さい!